蘭という花はめったに自分では買わない。胡蝶蘭一列1万円、3列だと3万円なんていう相場だから、何だかお品のない値踏みをしてしまう。今日の蘭展に行って、もうしばらく蘭の花は見なくて良いというほど蘭、ラン、らんの花。数年前に一度行ったことがあるが、今年はジニーから電話で「感動、素晴らしい、伶子さんは花が好きだからぜひ行ってらっしゃい」と興奮していた。今日が最終日、妹を誘ったが断られ、一人で出かけた。この様な展覧会は案外一人で行くのが正しいかも知れない。好きなところを好きなだけ見て、疲れたら人の事を気にしないで帰れるから。それにしても蘭ファンが多いのに驚いた。最終日ということもあり混んでいた。小さな鉢を買ってきたが、いつまで持つか。蘭ファンは毎年咲かせることに情熱を注ぐようだ。セミナーが開かれていたが、男性が多かった。文句を言わない蘭を可愛がるのは定年になった男性の楽しみの一つかも。父方の叔父がオアフ島で蘭園を大きく経営していたが、数年前に亡くなり、蘭を見ながら叔父さんのことを思い出していた。
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