数ヶ月前に年賀葉書が再生紙の含有量が少ないと、各製紙会社の偉いさんが謝っていた。エコって言えば何でも通るという政府の安易な考えが嫌い。勿論レジ袋など自分で持っていくのはいいですよ。今日も高島屋の地下で食料品を買ったが、帰ってきて袋の多いのに閉口した。何度も袋は一枚で良いですよ、と言っても生ものなどは何重にもビニールで包む。エコを叫んでいても、どれだけ効果があるのか、初めに書いた年賀葉書も新年に出すものだから、新しい紙を使っても良いのじゃ。先日読んだ酒井順子さんのエッセイもこのエコばやりに苦言を書いていた。エコバックを何処の店も作成して名前入りの、例えば紀伊国屋のは先駆けだが、優れものだ。これに続くエコバックは大量に死蔵されていて、私も何枚も持っているが、ほとんど使っていない。これこそエコに反するのでは?銀座和光の近くにアニア・ハインドマーチという英国のバックやさんのエコバックは究極だったようだ。私は知らずに自転車を飛ばしてその店の前を通り掛かった時、”何事”???と言うくらい並んでいて、それを取材陣が取り囲み、大層なエコバック争奪戦が繰り広げられていた。その後、そのアニア・ハインドマーチというエコバックを持っている人を見かけないので、多分クローゼットの肥やしになっているのでしょうね。ネットで何倍にもなっているという噂でしたが、エコ、エコといえば善行気分になるのでしょうね。エコとあえて言わなくても、自分の心で物を大事にして人様に迷惑を掛けない生活を心がけています。
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