夜10時、12チャンネルのカンブリア宮殿という番組でドトール・コーヒーの鳥羽博道会長を取り上げていた。1ヶ月ほど前に鳥羽会長をご紹介頂いていたので興味があった。一日に60万杯を売り上げるコーヒー、1937年生まれの彼は21歳からブラジルへ武者修行に行ったのがコーヒーとの出会いだったそうだ。1980年ドトール1号店、ブレンドが150円でしかもセルフ・サービスを取り入れて大成功。客はコーヒーを飲み始めて店での滞在時間は平均10分という統計だそうだ。1996年に松屋の裏にスターバックスが250円で上陸してきたが、彼はドトールの上級、エクセンシオール・コーヒーで対抗したとか。今では1500店舗日本中にあるそうだが、彼の話を聞いていると、「物事に関心があると、それが何か見えてくる」「客が来て初めて儲かる」と格言のようなことを言っていたが、その通りだ。始めに儲かるがあるのではない、客が来て初めて儲かる、人の心に感動を与えなくてはいけない。「うわぁ」っといわせなくては商売ではない。彼は今ハワイ島コナに広大なコーヒー農園に力を入れている。1本の木から200杯しか取れないコナ・コーヒー、私も大好きなコーヒーだ。ハワイでも純コナ・コーヒーは驚くほどお高い。あっさりした、コーヒーで爽やか、銀座のロイヤル・クリスタルビル地下で1500円だが、頂く事ができますよ。普段着では入りにくいが、私の好きな”ラリック”の調度品も拝めるし・・・絵もさりげなくマリー・ロランサンの本物が飾ってある超高級喫茶店です。
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