先日から番宣をしていた松本清張の「点と線」、楽しみにしていた。鳥飼刑事ことビートたけし主演で、戦後、新幹線がないころのお話。それにしてもあの時代から今出そうで出ない防衛庁の政治家の名前、勿論あの時代も今回のような政官民のトライアングルは在ったのだ。私が覚えているのは、中学時代、造船疑獄事件がおきて、親戚が逮捕されたことがあった。その後、丸紅時代ロッキード事件、など私にとってこういう疑獄事件は身近にあったのだ。松本清張は時刻表がキー・になって、今の時代でもみせる画面になっているのはさすが。本がしっかりしているからだろう。後半は明日のお楽しみだが、制作費が相当かかったらしいが、戦後しばらくたったころ、東京オリンピックにまつわる、用地買収での疑獄事件なので、携帯も使えず、新幹線、飛行機などが出てこないレトロなドラマ。
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