もう見たくないと思うほどどうでも良いと感じていた亀田親子。朝なにげなく長男の興毅の謝罪会見を見ていた。あの男の子が?と思うほどしおらしく、陳腐な記者達の問いかけにもきりりとした受け答え。ハンバーガー片手に弩ついていた男の子の姿はなく、処分に甘んじる姿が見て取れた。一貫して「オヤジに感謝、世界一のオヤジだ・・・」と涙を浮かべて語る、今時聞いた事のない答えに私も胸がつまった。「我々の為にボクシング全体のイメージが悪くなってすみません」と昔の長男を思わせた。もう、いいじゃない、彼らが20歳で気づき、世の中のいやらしさも、狡さも知ってこれからじゃない、人生は。と思ってしまった。今日の長男は茶髪の時と違って”良い子”に見える。小さい時から育ててくれたオヤジは世界一、と言える子供、世間では悪く言われるが自分らにとってはかけがえのないオヤジだ。そう、彼ら男の子がこれから5年、10年後どうなっていくか、「お願いだからやっぱりね」と言われないよう、お父さん見守ってあげてくださいな。それにしてもマスコミは持ち上げるだけ持ち上げて、今日の質問も「あんたらがあんなヒール役を作ったのじゃ」とテレビに向かって文句を言っていたら、帰国中の娘にテレビに文句言ったってしょがないと呆れられた。
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