五木寛之さんの最新作「林住期」について語っている番組を観た。彼は50歳で京都の大学に行ったり、青春の門を完結させたいと”いきいき”と語っていた。75歳からを「遊行期」と呼んで、彼はもうまもなくこの年齢に達するそうだ。彼の本の表紙は奥様が描いていらっさるそうだが、彼女も医者だったが、好きな絵に。人生の途上で倒れる、完結しないのが人生だと、風に吹かれて生きていくと。とても崇高なお考えでした。五木寛之さんは白楽の丘に住んでいるとずい分前から言われているが、一度会ってみたいなぁ。毎週白楽に行くが、彼の住んでいるのは私の実家の駅の反対側、岸恵子さんのお宅の近くです。白楽って碌な店がないのですが、知事公舎があったりして住宅街としては静かな良い場所なのですよ。昔は洋画で有名な「白鳥座」があり、その映画館の坂を上がると高級住宅街になっている。その白鳥座も今は「静岡銀行」になっており、放火で有名になったマーケットが続いている。マーケットの終わり近くに「紅座」という映画館がありここは邦画専門だったので、ほとんど行ったことがなかった。白鳥座は学生時代ほとんどの洋画をここで観ていた。映画雑誌「スクリーン」なんて暗記するほと読んでいたなぁ。私の好きな映画は「カラマゾフの兄妹」「居酒屋」「鉄道員」「ひまわり」などです。ドイツ人女優マリア・シェルが大好きで彼女にファンレターなんて出したことがあったが、彼女からエアーメールでブロマイドが送られてきたときは、嬉しくてもっと英語を勉強しようと誓ったのに・・・
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