東京に3人しかいない「銭湯絵師」の一人をテレビでみた。昔から銭湯の絵は富士山と決まっていた。私が行く銭湯「徳の湯」の絵は確かに富士山ではあるが、絵ではなくタイルなので書き直す必要がない。彼らは数時間で書き上げてしまうようだが、それにしても銭湯そのものが少なくなっているので、今後の展開は難しい。その番組で昭和20年代の銭湯風景、女湯のモノクロ写真が出ていたが、どの人も痩せていた。今の銭湯研究家を自認している私は、あんなに細い人たちは稀で、体は細い人もいるけど、お腹は油がのっている人ばかり。本当に細い人もいたが、最近見ないけど・・・と顔馴染みの人に聞いたら、拒食症で死んだのですって、と教えてくれた。へぇーーー痩せて死ぬというのはいやだけど、痩せたいとは常に思っている。ケロリン(頭痛薬)の風呂桶が懐かしかった。この黄色に赤の字ケロリンはどういうわけか定番でしたよね。
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