左のゴムの木、ブログを始めたころ一度登場した。我が家に買われて一度も芽を出したことがなかったので、頭にきて部屋からベランダに格下げしていた。それでも一枚も芽が出ない、それだからと言って枯れもしない。1ヶ月前に芽を切って、鉢も植え替えてみた。何と数週間でご覧のように3箇所から芽がでてきた。どうも前の植木鉢が嫌いだったようだ。もう少しで捨ててしまうところだったので、妙に愛しい。朝メールを開けたら、NYの裕子・グルソンさんが来月早々に来日のお知らせ。彼女の今回出版された”グルソン・ファミリー”はとても評判が良い。昨日母も妹も面白かった、と言っていた。彼女を知っているから尚更ねぇ、と。彼女を想うといつも思い出すことがある。彼女は40年以上、私は10年以上NYに住んだことがあるのに一度も”あの有名な”タイムズ・スクエァ”のカウントダウンに行ったことがないという話になり、数年前に一大決心をして行く事になった。大晦日といえばNYは極寒の季節、長時間寒風にさらされて12時になるまで身動きできない大混雑を耐えなくてはならない。朝から水分を取るのを控えて、4時ごろ出陣。エスキモーもびっくりの出で立ちで、待ち合わせのところに行った。まだ4時なのにどの通りも規制線が張ってあって、横入りができない。私はチビだから、ポリスに「兄妹とはぐれた」と言って可なり優位なところからズルをして入ってしまった。一歩でもその場所を離れるとそのスポットを奪われるという格闘技まがいの一大イベント。トイレなんてみんなどうしているのだろう。考えただけでも行きたくなっちゃうので考えない。周りにポリスが沢山いたけど、みんなハイになっているので、マリファナを吸っている人を見ても、見て見ぬふりをしていた。このときばかりは大目にみているのだろうか。そうして苦労して念願のカウントダウンを体験した時は、胸がジーンとしてして涙が止まらなかった。テレビでみるのと同じだなぁ、なんてバカな感想をいだいたりしたが、抱き合ったり、キスしたりしているのはちゃぁんと相手が決まっているんだ。画面では誰にでもしているようだけど違いました。カウントダウンが終わって三々五々散らばるのだが、みんな興奮していたが、若者はアパートなどで、新年の集まりがあるそうだ。私と坪田さんは24時間営業しているデリで温かいチキン・スープを飲んで体を温めた。
夜、セッチャンがいつも懇意にしている西麻布の中華料理に行きませんか?とお誘い頂いた。おかぁさんとセッチャンご夫妻4人で楽しい夕飯をご馳走になった。一人での夕飯を覚悟しているので、事のほか嬉しい、多謝。
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