今年10月20日に予定されているクラス会、幹事を引き受けてしまった。もうかれこれ卒業してから47年余り、165人の中すでに永眠された方が5名、海外在住4名、連絡がつかない人が15人余り、それでも私たちは6年間毎年クラス替えがあったので、ほとんどの人が同じクラスになっていた。昔の呼び名で通じる付き合いができていると自負している。その上捜真女学院の院長が同期ということもあり、あと三年でホーム・カミングの集まりもあり、今年のクラス会は盛り上げなくては・・・幹事の方と今日は我が家で打ち合わせ、10月20日に横浜ベイ・シェラトン・ホテルで開催が決まった。当時芸大を卒業したばかりの音楽の鈴木寛一先生がゲストでいらして下さる約束が出来た。鈴木先生はテノールで当時女学校で教鞭を取るのは可愛そうなくらい恥ずかしがっていらしたが、今では押しも押されない有名なテノール歌手になっていらっしゃる。私たちの自慢の一つだ。生徒はたいしたことなかったけど、先生は素晴らしい方がいらして、その昔は日本画の小倉遊亀先生、森田こうへい先生、舞踊の大野一雄先生、と親の気持ち子知らずのような生徒でした。
鈴木先生にご来賓のお願いをした時、「こんな爺さんを呼んでどうするの?」とおっしゃったので、私も負けずに「先生、私たちを教えている時は確かに18歳だったけど、今じゃあ、立派にばぁさんになっていますから」と申し上げた。先生はどうも一緒に歳を取っているのをお忘れのようでした。
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