講談社文庫本「警視庁刑事・私の仕事と人生」という本を最近知り合った刑事さんに頂いた。今日は白楽まで往復2時間ものすごく面白く、夢中で読んでいた。私は火曜サスペンスや土曜ワイド劇場などが大好きでこの本の中の警察用語は”為に”なった。この本は口実で成り立っているようで、素人が新聞やNEWSで出てくる警察用語などを聞き出していると言う形式だ。刑事と言うのは俗称だそうで、一般に使っているが、正式は素人にはその細分は分からないらしい。この本は”98年に亡くなられた鍬本實敏さんという名物刑事さんが語った人生で、善も悪も知り尽くした、晩年はキリスト教に帰依されたようで(まだ最後まで読んでいないので)その人柄が半分くらいまでしか読んでいないが、ぐっときてしまった。毎日「いい事件にぶつかりますように」と思っていたとのことだが、いい事件というのは、華々しくて活躍しがいがあって、それですぐ解決するような事件をいうらしい。それでいて「総監賞なんてぶんなげていた」って。最後まで読んだらもう一度登場したい。
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