朝、今年9月に開催されるNY-東京陶芸コンテストの申し込みをしにいらした方に説明。12時に上野にまた別の方に会いに急いだ。その間元電通の知人が「急で悪いけどスペインからきている人に会って」と携帯に電話。急いで赤坂東急ホテルに行く。スペインからいらしたと言うこの方はもう40年もマドリッドに住んでいる日本人だった。彼女はスペイン王家の流れをくむカルレイ・カルレイという宝石商のスペイン側の重鎮だそうだ。ここの宝石は中々難しいデザインで私も一つもっているが、この頃は指輪をしないので持ち腐れだが、個性的に使うとすてきだと思っていた。73歳とのことだが、とてもとてもお若くてステキな方だった。アルゼンチンとマドリッドに居を構えていらっしゃるそうで、年中飛び回っているそうだ。ピアノの話が出たので、小原孝さんの話をしたら、彼女も30代のクラッシック・ピアニストを応援しているとのこと。お互いにすっかり話があって、カーネギー・ホールでのコンサートをジョインできたらいいわね。うち解けて素晴らしい出会いだった。マドリッド在住だが、年中グラナダにも仕事で行っていらっしゃるそうで、見たところもスパニッシュのようだった。40年も外地に住んでいらっしゃるのが良い意味で言葉がとてもきれいで素晴らしかった。外地に住んでいると悪い言葉をテレビ等で聞かないので、素敵にきれいな言葉の方が多いと思う。
帰りの日比谷線で10人がけのシートで8人が携帯メールを打っている姿は異様なものに写ったが、余り夜電車に乗らないからそう思ったのだろうか。
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