久しぶりに全日空で香港に行った。強い向かい風に4時間で着くはずのフライトが5時間半かかった。それは仕方がないとこだと誰もが思うし、無理をしてもしものことがあったら大変だ。ところが機内のキャプテンから何度もアナウンスがあり、「遅れてすみません、すみません」の連発、娘はアメリカ系の航空会社でアテンダントをしているが、アメリカ人のキャプテンは絶対に天候で遅れたのを、まさに自分が悪かった、と思われる様なアナウンスは絶対にしない、と。なんであんなに謝るのだろう、と不思議だと大笑いしていた。先日もNYの友人が長野新幹線で雪のため遅れたのをまさに運転手が悪かったごとく謝っていたが、どうして?と不思議がっていた。アメリカでは「すみません」と言った途端に訴訟の対象になるので、間違ってもそうたやすく「I am sorry」は言わない。アメリカの航空会社の態度は1時間半遅れたが安全のためには仕方がない、どうだ、文句あるか?てな態度だが、よーく考えると当たり前なのだと思うが、あなたならどう考えますか?写真の景色は香港島のスタンレー・マーケットの風景。ここはどういうわけか欧米人が大好きなところだが安物のマーケットが続いている。
伶子さん
この前の星空の会では、楽しいひと時を有難うございました。
日本人ってほんとにこの「すみません」を連呼しますね・・・。とにかく謝ることで相手の感情をなだめ、事なきを得ようとするような、「和を以って尊しと為す」DNAがいまだに生きてるかの様です・・・。
昔駐在したインドネシアでは、メイドさんが食器を割ったときですら、「食器が落ちた。ワタシが落としたのではない!」と言われたものです・・・。そんな国の飛行機ですから、インドネシアではフライトキャンセルになっても、謝るどころか、説明のアナウンスすらありませんでした。それが世界の実態で、日本が特殊なのだと思います。
投稿情報: 前島@星空の会&井生さんの友達、です。 | 2006年3 月31日 (金) 13:03
コメントありがとうございました。そう、これは日本の外交にも言えますね。中国なんてまだODAの援助を受けているのにおおいばり、日本の政府も陳謝外交でいやになります。一時が万事ですから。日本人はすみませんと言う言葉が大好きですね。
投稿情報: | 2006年3 月31日 (金) 15:36
香港は、旧空港時代に何度も訪れた街です。素敵な紀行報告ですね。お嬢様も堪能されたことでしょう
投稿情報: 前島@星空の会&井生さんの友達です。の友達の井生@Bond6期です。 | 2006年3 月31日 (金) 16:36