れんぎょ、水仙、桜、クリスマス・ローズ、すみれ、ハナミズキ、まさしくパーク中花だらけ。この日ボストンの爆破のニュースをコロンブス・サークルの大画面で観た日ではありますが、ここセントラル・パークはのどかな明るい公園風景でした。それまで寒い、寒いと口を開けば言い続けていたので、貴重な日差しの日曜日でした。馬車が通る道はおしっこ臭いが、それも絵になっているので仕方ないか。
週末(土日)に開かれる骨董市、セントラル・パーク・ウエスト、自然史博物館の裏、小学校の校庭で開かれているこの骨董市は見応えがある。同行した彩花さんが骨董大好きで私も目覚めたが、まず欲しい物を見つけたらなるべくもったいぶって何度か行き過ぎる。値段交渉は最初の3割は引いてくれる。店側も最初は強気だが、これに屈したら負。今日本は地震が頻発しているので、もう割れ物は興味がない。私は大好きだったガレーのランプを311で木端微塵にしてしまったので、もう絶対に割れ物は買わない。100年くらい前のスミレのピアス、すごく欲しかったので何度も値段交渉したのだが、一銭も引かないって。それはないじゃない?骨董市で言い値で買うなんて許せない。諦めたが、今でも「買えば良かった!」と悔やむことしきり。骨董市に関しては二度と同じ物には出会えないから、そう思うともっと悔しい。
写真の椅子は本来骨董というより古道具、しっかりしたフレームに張り替えたチェアです。300ドルから500ドルくらい。持って帰れないけど部屋にひとつあるとチャーミングなコーナーになります!ただ、アメリカの家だったら問題ないけど我が家には置き場がありません。部屋も広く、お金も使えるならこんなに楽しいところはありません。彩花さんと時間の経つのも忘れて・・・この日はさすがに疲れたので、部屋に帰って持って行ったインスタント・ラーメン「羅王」とロメインサラダで部屋食にしました。
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