上の写真はイタリア・ベニスからのお客様です。帰国の翌日にお会いしました。写真右の方が上海の王さんと同級生で王さんのお父様の教え子だったそうです。彼がイタリアで事業をしているので、中国へ行く前に日本に初めていらしたのです。が、イタリアの方にしては珍しく社長さんがまったくお魚がダメだそうで・・・何処のレストランにしたらいいか迷いました。我儘が言える、魚抜きの日本料理なんて考えられません。日本橋の「ゆかり」という日本料理は店主を良く存じていることもあり、最初からお願いして社長さんだけ魚抜きのものを作って頂きました。ここの店主は陶芸をたしなむ。彼の作品で料理を供される。家庭画報やミセスに良く取り上げられる有名店で、素晴らしいお料理を楽しむことが出来ます。
次の日、やはり王さんの依頼で中国北京のお客さま。このレストランは芝の「うかい亭」です。私は何が苦手というと豆腐なのです。ただ、こういう会食は手順がしっかりしていて、話が出来ることが重要で、お料理は二の次ですから。ただ、もう私の体の限界がきていました。次の日からすっかり寝込んでしまいました。3日ほど寝たら何とか楽になりましたが、元々NYで目いっぱいのスケジュールでしたので、フライトで寝られなかったことも災いしていたのでしょう。大好きなお風呂やさんにもさすがに行くという気力が有りませんでした。今日久しぶりに行った実家近くのお風呂屋さんに行って体の調子を確かめましたが、もうすっかり治ったようです。新筍を煮て、また手巻き寿司を楽しんで、母も妹も喜んでくれて・・・やっと落ち着いた日々が戻ってきました。連休は八丁堀にいて静養しましょう。
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