この日はミュージカルのチケットを買いにタイムズ・スクエィアに。予定していたミュージカルが終わっていたので、あきらめて、街を散策。ここも人で溢れていました。とにかくニューヨークの観光は少し東京都知事さん見習ったら?と茶々をいれたくなります。オリンピックなんて言っていないで、魅力的な東京を作ることが先決です。観光客が落とすお金は半端ではありません。バスと地下鉄1週間29ドルですよ。裕子さんが東京はとにかく交通費が高い!それと私鉄と乗り入れしているせいか便利ではあるが、分かりずらい、高いとの批判でした。ただ、駅もきれいだし、駅員も親切ではありますが。NYの地下鉄のブースでカードを買おうとしてもとてもつっけんどう、怒られているのかと思うほど恐ろしい判りずらい英語です。ただ、システムは素晴らしいし、今では日本の車両が導入されていて、車内の案内も親切だし、時間まで掲示されていて心地よい。
今回感じたのはまだ日本では余り見かけない「電子書籍キンドル」で読書をしている人を多く見かけました。地下鉄の車両でもバスの座席でもアップルのお弁当箱みたいなものに釘づけになっていました。日本では中々実用化しない電子書籍ですが、かの地ではすっかり市民権を得ている感あり。
テレビを観る時間はそうたくさん有りませんでしたが、それでも広告はニッサンとトヨタが多かった。アメリカ人曰くトヨタの社長は大丈夫なのか?と聞かれましたが、私は経済についてはとんと無知、わかりません、と申し上げました。何をもってそういうのか、トヨタのレクサスは上海でも多く見ましたが、ここマンハッタンもたくさん走っていました。
The Allen-Stevenson School の卒業式の風景です。この学校はマンハッタン一の上流家庭の子弟が学ぶ私学で、学費の高いのが”自慢”の学校らしい。裕子さんの孫が2人この学校の5年生と6年生。6年生の男の子が中学へ行くのでその卒業式に招かれた。朝8時30分から開始される卒業式のセレモニー。まぁ、父兄に対して領収書みたいなものです。年に一人5万ドルだそうですから。日本人も数人いました。どんな人がここに入学できるのか聞いてみたら、お父さんは「空手道場を経営しているのよ」とのこと。空手ってそんなに儲かるのでしょうか?父兄の服装もヘャースタイルも、体つきも全身でお金持ちという感じがしました。朝8時半なのに上品にカールされた髪に高そうな洋服、それに見合ったブラッド・ピットみたいなお父さん、上流社会って感じがムンムン。私なんてそんなとこだと知らずに、マンハッタンを散策する格好で行ったので、まるでその子供のベビー・シッターさんか女中さんみたいで、何となく肩身が狭かった。黒人の子供も何人かいたので聞いたら、アフリカから来ている大使の子供や国連の子弟だそうです。どんなに国が貧困でもNYに住んでいる大使や国からのこどもはこんな名門私立に行かれるのです。
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