偶然観た「徹子の部屋」に出演されていた報道写真家笹本恒子さん、活躍している高齢者で日野原先生と双璧のこの女性、胸が熱くなりました。報道写真家として今でも海外まで取材に掛けるそうだ。肌のきれいな、それより何よりお言葉がきれい、カメラを三台も持ち歩かなくてはならないカメラマンとして、朝から英語の勉強、NHKのラジオ体操、絶対に出来合いを買ってこない食生活、その食事を絵と共に書き残している。80歳までランニングをしていたとのことだが、夜は必ず赤ワインを170CCをご飯替わりに飲むそうです。ご飯はカロリーを考えて食べない。一人暮らしをしている彼女は離婚も経験し、第二次世界大戦前は女性だけしか入れない女性のお集まりの写真を撮っていた。東条秀樹の奥様が主催された晩餐会など・・・彼女のお言葉はその頃の名残か。とにかく言葉が美しいと、何でも素敵に見えます。昭和22年にYWCAはメイド学校があって彼女が取材した写真を観た。当時アメリカ軍の家族が駐留していて、メイドの需要があったのですね。黒柳徹子さんが最後に若い方に残したいことはありますか?と質問されましたが、「何でも挑戦してごらんなさい」と。近々「好奇心ガール」という本が出版されるそうです。
彼女の番組を観ていて、NYの鈴木かつこさんを思い出しました。鈴木さんはまだ84歳ですが、現役でコーコラン・グループの副社長をしていて、9月中旬に日本にいらっしゃいます。講演会も企画しています。彼女は半年前に癌の手術をしたそうですが、こんなことでは負けられないと元気いっぱいです。
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